部品取り作業



リングのストッパーは、大変外し難い。工具無しでは途方にくれる。
取りあえす、安い工具でも仕事はするが直ぐに先がへたる。

本体ともぎ取りで倍あるので、5割の確立でOK

←は色で方向を識別。

   ↓は、片側方押し込むと内側がかろうじてカップの先が内側に
覗く。そして反対側から戻して同じ状態にしても、十字継ぎ手は
取れないだけでなくカップも外れない。

十字継ぎ手を片側に寄せ、隙間にボールベアリングを入れる。



整備するに必要な工具一式



十字継ぎ手の消耗度(症状【特定できない状態】から約3年経過)とカップ


応用する為のフロントプロペラシャフト


リングの取り外しは、再使用を考えると慎重に。但し、引っ掛ける奥行きがなく時間が掛かる。
高級な工具を使用した方が良い。特にココはスナッポンを使えばへたった工具は無料交換してもらえるかもしれない。

動かないリングであれば、少しカップを叩いて奥に入れると良い。(かなり移動の隙間はないが)

十字継ぎ手をバイスを使って押し込む。但し一般家庭?(工具・機械好き)100mmバイスと考えての工具作りと作業をベースとして考える。
が、150mmバイスがベター環境。

まずは、継ぎ手ユニーバーサルジョイントとどのように繋がっているか、目印をつけておくこと。(かなり重要)

バイスは鉛を受けにして、本体に傷をつけないように押し、十字継ぎ手を押し込めて、底当たりしたら、カップの直径に合った台を置いて
飛び出すまで押し込む。
今度は押し込んだ側のカップを造った工具で反対側から押し込んで最大限まで押し込む。
この時注意しなければならないのは、中のローラーベアリングが、張り付いた壁から内側に落ち込まないように、絶対に叩いてはいけない。
又衝撃を与えて倒れこんだ場合、最早再使用は不可能と思います。

反対側を慎重に広げただけでは、カップは外に外れないです。
静に反対側押し込み、カップから抜けて隙間の出来た間から、小さなボールベアリングを何とか入れます。
ボールベアリングなのは、シールのリップを傷つけないからです。ボールベアリングを入れて慎重に継ぎ手の先をいてます。この時ローラーベアリングのローラー1本でも倒したら
終わりです。

巧くいったら、継ぎ手を工具でバイスを使って押します。ボール一個分押すと外側にカップは外れます。

継ぎ手はそれで外れます。反対側のカップは、カップの台を宛がって、ボルト等で内側を押せば外れます。

内部のローラーを落とさないようにします。数を数えます。この場合20本です。

綺麗に洗います。数を確認してグリスを使って組み立てます。(外す時に十字継ぎ手とカップにラッカーで目印を入れる事を忘れない事)

組み立てはそのギ逆である。挿入時に一度カップに入った継ぎ手は、もし抜く事があった場合、打ち込んでいく中でローラーベアリングの内側での倒れコミがあった場合、どうにもならなくなるので
最大の神経を使う事。もし倒れた場合は最大限の知恵を出して取り出す方法を考えないとベアリングを折る事になります。