開墾途中で、つるはしを振り下ろすと、石なのにスパッと切れる石があることには気が付いてはいましたが、
余り、当初は気にもしていませんでした。丸く磨り減った石も多く出土していましたし、どのように出来た土地なのかを想像したりしたぐらいです。多く混ざる研磨されたぐリ石からみて、川の中流から河口にかけての地域が隆起したものと、想像していたわけです。
伐採も一段落して、周りが開けた2002年の年末、飼い猫 さくらが、老衰の為に死にました。
畑仕事でも会えるので、遠いけど畑の崖すそ野に弔ってやる事にしたのです。
掘り返した穴から、こぶし大の石が出たのですが、やはり、つるはしやスコップで切れます。その断面は、密度の濃い粘土のようです。
断面は、蓬(ヨモギ)団子の色をしていました。
ためしに、ジャガイモの皮をむくように、ナイフで回りの汚れた土を取り除くと、綺麗な表面になりますし、刃に当たる小石の感触も有りません。
何か焼いて茶碗でも作ろうか。
みようみまねで、思いつく知識で精製することにしました。
サバ土の精製