長期に車を保存する注意点 |
車検毎に車を交代させ 車の整備を時間を掛けて整備する。 最長2年、又は4年放置と言うことになる。 4年ともなると、大概朽ちてしまったといっても言い過ぎではなく 最早復帰さす事より、廃車する方がましな状態となる。 まして、足元が地で露天ともなれば、エンジンの間に草やつるが這い上がって 終わりと言える。少なくとも1ヶ月に1度ぐらいエンジンをかけ、下草を刈ると言うことを 踏まえて、長期保存で注意することで、状態と復帰初日に必ず起こる問題がある。 面倒を回避する方法の手順。 |
毎月1度位エンジンを掛ける為にバッテリーは残しておく前提で。 駐車させると556の白色缶(ゴム製品を犯さない成分)スプレーでVベルトのプーリー V面に錆びが起きないようにに噴射する。絶対忘れないこと。 この処置を怠ると、初めて動かした初日に走る(100km)までにVベルトは痩せるか必ず切れる。 新品に換えても又直ぐ切れる。プーリーの錆びは回転させては取れない。 駐車は、 タイヤ止めをかませて、ギヤーを勾配によってLかバックに入れる。 バッテリーの線を外すかどうかはメンテナンスの都合で。(実際は冬を挟むが1年は問題ない) ガソリンは1年で臭いのきつい状態だが掛かる。2年経つと腐ってしまう。 問題はキャブの中がコンディションが悪くなる、又フロート室があるものはタール状になりやすい。 だから、たまにエンジンをかけてキャブの中のGSを入れ替える必要がある。 シリンダー内のすすを取る添加剤は、使用して高速で走ったら早く爆発するので、気をつけること。 ブレーキのディスクは確実に錆びるが、引きずって取るしか無さそう。 確実に調子が戻るには、6ヶ月以上は掛かる気がする。 復帰1年経った現在、購入した時に、H2年製より止まるなというフィーリングに近い感触を感じる。 デフロック等のある場合、アクチュアレーターが正常でも四駆やデフロックが動かない・入らない その様な事になる。1ヶ月に一度の始動以外にスイッチを入れる事や、ランプが着かない等 確認出来ない場合、強制的に動かして、スプレーグリスや、カプラーに接点復活在を常に持っていく 事が対処できる。 冬を越すと タイヤの空気圧もチェックすること。1点だけ変形するだけではなく、ひび割れがその部分に生じる。 |
2016年10月20日記載(宝塚放置車両の状態)
上記の記載は2年前である。
宝塚にある車両は記載の2年前から使用しないで置いておいた同じ車両で時たまの点検でエンジンが掛かっていた。
その後メンテをする機会もなく、1年間が経過し、昨年新たなガソリンを入れて掛けた時にはエンジンが掛かったが
四駆スイッチは入らない状態となった。
ガソリンを10リットル入れ直に取りに来るつもりが、それからやがて1年が経過する昨日、バッテリーを持参して動かそうとしいたがエンジンは掛からなくなってしまっていた。
タンクの蓋からは、ガソリンの腐った匂いがする。ガソリンを付け足してもメーターすら動かない。10リットル追加投入する。
ヒューズを点検後どうこうしていると、針が動き出した。恐らく接点の錆か、ガソリンが増えた事に加え、ゆすぶったり車の振動で、フロートの固着が取れ動いたのかもしれない。
しかし、エンジンはかかりません。
原因を突き止めないと次も往復300km越えのメンテ空出張になる。
ガソリンを直接キャブにぶっ掛けたらエンジンはその分だけ回る。
したがって機械式ガソリンポンプが問題を起こしているか、フェールラインとガスタンクの問題か又はキャブレターの問題かの特定を見定める必要がある。
キャブクリーナーで対処出きる範囲なのかでは、?が付きそうな気がする。
メーターが動いたのでタンクは問題ないようだ。タンク半分より上を指している。
ぶっ掛けたらエンジンは回るのでエンジンは問題ない。
ガソリンポンプとキャブレター間のホースを抜くとガソリンがホースからこぼれた。ただ、こぼれる勢いが無い様に感じる。
以前の経験では、圧が掛かっているのか止め処も無もっと噴出すように出た様に思える。
とは言っても、キャブ手前に燃料が来ているのでポンプは稼動していると見て、キャブレターに問題が生じているようだ。
恐らくキャブのフローと辺りでのガソリンのタール化が原因と考えられる。
オーバーホールしたキャブを次回は持参して対処しようと、その手順を追って工具を持参することにする。
結局の結論は、この車は4年近くコンクリート床で露天放置(使用しない)で動かなくなった。
ホース部分などにカビが発生してエンジンの各部にも粉や錆が醜くなっており、5個あるドアは、へばりついて開けるにもひっぺ剝がす密着してしまっている。
完全放置なら2年・4年と言うのが放置限界と言うのが正解かもしれない。