フロントにスタビライザー

リアースタビライザー(カプチーノからの応用)の取り付け

この車に純正スタビライザーが発売されていた。めぐり合うのは至難の業だが幸いにも好期を得た。


構造はいたって簡単である、果たして何が変わるのか


取り付け後の走りは若干コーナーでの変化が(姿勢の変化)安定した。フロントショックのオイルをもう少し硬くすべきかも
また、運転席側のスタビの端が少しずれているのが気になる。しかし純正の取り付けはこの写真の通りなのだ!

2個目を2012年春、佐渡のNさんからスタビを分けていただきました。
走行中のズレに対しての指摘を受けた。確かに私も気になっていた所だったので、とりあえず交換に先立ち
ガスバンドで工夫をされている形を見せて頂きました。それを参考に考えます。

 スタビは結構錆びていたので、まずは錆び取りから始める。(小物はサンドブラスターで何とかなるのだが)


永年使用されて、下側より上側が錆びがきついのは、共通している。
サンドペーパーで磨くことにした。とりあえず、計測テーブルで狂いのないのを確認
。回転ブラシも加える

小物は砂を打ちつけてサンドブラストは問題ないが、本体はサンドブラスターの中に収まらない。


このまま錆び止めを塗って塗装と言う手もあるが、奥に入ったさびはやがて、カサブタになるか、ミミズが這う。
さりとて、酸処理をすれば強度が落ちるようで、最小限に留めたい。
深いホール上の錆びはワイヤーの先を打ち付けるように
振動させながら落とした。
落としきれなかったかどうかは、生地が光沢過ぎて錆びを見落としがち。メッキ行程で残りが落ちる事に賭ける。

メッキに出す前に、ズレ止め工夫として、低温溶接で焼きの影響が出難い先端に板をつけた。

深く入ったさびを止めるには、やはりこの方法しかないようだ
但し、錆にもメッキが載るので業者任せに出来ないと思う。また、塗装も剥さないといけないが、厄介なのは
シャーシブラックが錆びに噛み込んでいる可能性だろう。徹底的にしたつもりで出した。
バンドはサンドブラスター無しでは不可能に近い手間であった。肌の荒れはそのままでよいが、メッキはさび止めではない
せっかくのキラキラであるが、塗装をして完成となるので、当分まだ装着には時間が掛かりそう。
伸縮のズレを止めるとよくない。考えた末の前側の方にその役目を持ってもらう事にして
端をガッチリ止めることにした。熱影響も最小限になる。低温溶接で先端を止める。