多くの車を運転して思った事ですが、私の視点から見て最強の車とは?
安定の走りは、長尺の10トントラックです。東京まで走るとして、選べと言われたら、多くの車の中からこれを選びます。 4トン車なら、日野のレンジャー カッコよく、インパクトが大きい効果としては、グレーダーです。麦藁帽子に手拭を首に巻いて走らすと、 |
では今、何を乗っているのかという事になります。
実は自動車の行政に対して失望した結果、一時こだわらない時期を過ごしました。 平成1年、集大成として、ディーゼルトラックMAZUDAボンゴトラック改を買いました。 乗用車としてもせめて8人は乗れなければ、なんて他人の事も考えてのプレマシーの購入でしたが、 車を所有する事は、即お上の財源にされる罠である事とイコールなのです。 しかし、行動移動の自由を、制限もしたくありません。 結論は、軽自動車の最強でした。 私の基準は、大八車が入れる幅(どこにでも入っていける)どんな所からでも脱出できる。 結果軽自動車1BOX パートタイム四駆 デフロック付きで、構造が単純を考慮して選びました。 |
私にとっての最強の意味
人は思いや育ちによって、それぞれに最強の意味が違います。 私の最強の原点は、スバル360の出会いと、ケニヤ(ナイロビのシティーパーク)の経験からです。 スバルは大変良い車でしたが、買った車はもの凄い経験を私に与えて、おかげで車の構造を教えて くれる事となりました。 ナイロビのシティーパークでは、西からサハラ砂漠を渡って、それまでの過酷な行程から受けたダメージを、 多くの車の冒険旅行家が、長期キャンプ中に修復作業を行なっていました。 私は、長期滞在で過酷だった北(エチオピア・アジスアベバ)からサハラを縦断して、自転車の修理作業と、 これからの行程を考え、手入れの為にキャンプを張っていました。 彼らヨーロッパ人の作業を見せていただきながら、本当の車での過酷さと、自転車旅行との両方の 短所・長所をの原点を冷静に見比べることが出来ました。 したがって、今度する旅行がかなうなら、車での旅行となるでしょう。若い時にできる事と、期間が無い人生に 出きる事は当然違いますが、多くを見る観点と景色の経験が時間の缶詰を開けるか、トマトから煮詰めてソースを 造る程違うのです。 もう缶詰を開ける年代になりました。 さて、さりとて、若者の脳みそをあっさり捨てたのではありません。 最強という意味の中で、私の車は、車体を除いて、全てが1人で持てる重量である事が自慢です。 全ての部品一つ一つに目を通して、組み立てたハンドメイドです。 (エンジン・ミッション・デフ、その他ドアの中までもバラして、組み立てました。) 当然、その使われる部品メーカーの意味合を知った上で、それに勝る部品がある場合は、交換したり、 加工の手抜きの場合は、加工を加えて耐久性とメンテナンスのイージーさを図って組み立てました。 車の部品の隅々まで再組立てをしていることで、安心感は私自身の最強と言っていいでしょう。 当然、ロケーションとして2年半走ってきたアフリカの大地の環境を走破し、生きて帰って来る事が 基本条件になっています。 かつて、アジスアベバのエンペラーホテルを出発する時、部屋からエレベーターに乗って一階に降りました。 レトロなエレベーターは、ホテルの受けつけの正面で開きます。 重装備のキャンピング自転車が扉が開いて出てきたとき、従業員や居た人々が驚きの歓声を上げたことは 今も思い起こせます。 ホテルにチェックインした時には少し大きな箱は持ってましたが、彼らが自転車と思う荷物は持っていませんでした。 当時(72年)日本人は珍しいので、結構人は見ています。手品のように自転車が現れたので驚きでしょう。 バラバラの部品を部屋で組み立てたのです。 今回も、故障で動かせない場合、その部品を外して修理できる所に移動が簡単な車。 組み立て簡単な構造(必要工具類点数)総合的に考え、生きて走破し帰ってこれる車を最強と考えています。 また、人間が物を運ぶ最少道幅には入って行ける事も最強と言えるでしょう。自転車にはかないませんが・・・。 |
将来の夢をかなえるために 軽自動車を選択しました。
日本に居れば想像できない大陸の悪路を走破すること 全て自分で治せる構造 体験した経験から想像できる限界の高い走破性と問題を回避する構造 25万Kmノートラブル又は軽いメンテナンス性まで高める改良 |