2002年の夏、各地では、紫の花が咲き、新聞やニュース番組

何の花?と報じられていた文章を見て、すぐにジャカランタではと言う名前が、頭を駆けるました。

昔、ケニヤのナイロビに、行った時に、ジャカランタの花が咲き乱れ、街中が、花の香りに包まれた思い出が蘇って来たのです。

日本の桜の木と同じで、花だけが咲くことがあります。大木にもなりますので、紫の花だけの街路樹は、桜満開のように美しいものです。


是非とも植えてみたいと思いました。、苗木の購入は、何処でできるのでしょうか。

インターネットで調べましたが、何処にも引っかかるものが有りません。
仕方なく海外のサイトで、種を購入する事にしたのですが、種の輸入は問題があるような。

可能性が無いと思いつつ、オークションで検索してると、なんと売っているのです。すぐさま購入の手続きを取りました。

800円での入札で、送料を含め、1,500円位になりました。何でも手に入るのは、日本が一番かもしれません。


高さ30Cm程の弱々しい苗木が、秋の始めに送られてきました。
南洋の木だけに、果たして、この冬は乗り切れるのか心配です。


寒さが増す12月の後半、寒さがこたえた様に、葉っぱや枝が、寒いですを訴えています。
ある日、成長のTOP部分が、しな〜となって、急に、なよなよ、色も生気を無くしました。
やはり、寒さが、成長点にダメージを与え初めています。甘やかしてはいけないのでしょうが、窓の日の当たる場所に移して回復させることにしました。


3月頃になると、ダメージは浅かったのでしょうか、少し生気がではじめました。

その後、南洋の特性か、黙々と大きく成長して、5月にはいると、1メートル40Cmになりました。

−5度にはなる事も有る畑で、果たして生き残ってくれるのか、夏場の太陽を受けて大きくなって何とか乗り切ってくれる事を願って6月に移し変える事にしました。








日当たりの良い崖の端に植えました。

 大木に育つと、この崖では崩れる可能性があります。

大きくなる前に、崖を少し埋める事にします。

当面、この冬を乗り切って、大きくなることを願って、
肥やしに、牛糞を撒きました。(2003年8月)

11月に入って、霜に打たれると、1日でそのダメージが現れました。

成長点が、しおれて樹木の色が変わり始めました。

直径1インチの太さに育っていたので、持ちこたえることが出切るか
一か八かの賭け、心配ですが。植え替えることも出来ない大きさですので、広葉樹の葉を根元に引き積め何とかこの冬を乗り切ってくれることを
願うだけです。、少しでも生き残ることを期待するしかないです。


根元はまだ生きているようですが、樹液が表面から流れ、
心なしかないているように思えます。