フジロビンエンジン Y28のレストア

イセキの耕運機に代用で載せられたガソリンエンジンです。見た目は結構綺麗ですが、
始動させる為のロープを引くと引っかかって動かない。なぜ動かないのかも含め原因を解明していきます。


長期間放置されていた為、ガソリンがタール状になっています。
キャブレターから固まった茶色の物質は、ガソリンでも溶けない
頑固なものでした。
フジロビンY28エンジンは、見た感じそれほど使用感がない。 キャブレター周りを外す
シリンダー
バルブは
カーボンが
たっぷり
です。
ヘッドにも
カーボンが
ヘラで擦り
取ります。
シリンダーの上部、ガスケットを外す。 シリンダーヘッド
タンク内には、錆の粉が沢山ありました。 ガソリンのコックと、異物の沈殿スペースにもタールがビッチリ
タールまみれのバルブをそのままにエンジンを回せばヘッドに
当たってしまう事があるが、このエンジンは良く考えていると
言うか、これが農業エンジンと言うか、実に考えられているもんだ
と思いました。
INのバルブもタールで固まって動くことも出来ない。 ガソリンエンジンのウィークポイントの一つと言うよりも放置のつけ