大道 無門

西谷村、今は宝塚市と合併してますが、祖父の家の掛け軸に書かれてあった文字です。

はるか昔の事

祖父が交流のあった、関西学院大学教授から贈られたものとそのとき聞きました。

子供心にその意味を”おじいさんに”に聞くと、

門と言う物は、人が作って人が入れないように締めることができるだろう
余りにも大きな道に門を造ることが難しいものだから、太い道を見つけて信念を持って進むなら、誰もさえぎる事は出来ないんだよ!
誰もが認める正しい道は、さえぎるものが無い。

「そういう道を歩きなさい」


日本の架橋を架ける技術を使えば・・・・。今の技術ではかなり大きい門や、塀が造れそうだ。
そんなへそ曲がりなことを言ってるのも笑い話です。意味はハートの中か地球の大きさから見る。

ちっぽけな地球に北と南をさえぎる門を造れない事も事実であり、なかずんば一時の事。

虫眼鏡で見ても見えない東西ドイツの壁も、瞬間に砕けたのはいつの日だっけ・・・・。

そのイスラエルはドイツの経験をしても、同じ過ちを犯すも、答がもう直ぐ出るだろう・・・が。。。。

せめて自分の心の中に門を建てない事からはじめ、他人がさえぎれない道を
胸を張って歩け、己の信念が誰も止められない道を歩くことにしよう。